正しいブラッシング指導とは?

はじめに

正しいブラッシング方法を知っている人はどのくらいいるでしょうか。ブラッシング指導と聞くと子どもが受けるものと思う人がいるかもしれませんが、実は大人でも正しい歯磨きができていない人はたくさんいます。

ブラッシング指導は、自己流で磨いている大人にも大きな意味を持ち、正しい歯磨きができるようになるとお口の中に大きな改善が見られます。

せっかく毎日歯磨きをしていても、間違ったやり方で磨いていたり、磨いているつもりでも実際にはちゃんと磨けていなかったりする人もいます。誤った歯磨き方法でかえって歯や歯ぐきを傷めてしまうこともあるため、正しいブラッシング方法を知ることはとても大切です。
ただ磨いているのではなく、しっかり磨けていることが重要で、自分に合ったブラッシング方法を効果的に実践していきましょう。

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ブラッシング指導を受けるメリット

自分に合った最適な歯磨きができるようになる

お口の中の状態は人それぞれ異なります。

一般的に正しいブラッシング方法がありますが、すべての人に適応するわけではありません。
詰め物や被せ物の有無や歯並びの状態、矯正装置がついているかどうかなど一人ひとりに違ったアプローチが必要になります。

ブラッシング指導を受けることで、歯ブラシの動かし方だけでなく、フロスや歯間ブラシなど補助用具の使い方も知ることができます。
自分に合ったものを使って正しく磨くことで、毎日の歯磨きをより効果的なものに変えることができます。

自分の歯磨きを客観的に知ることができる

自己流で磨いている人は、それぞれ磨き癖を持っていることが多いです。
毎日習慣になっている歯磨きはあまり深く考えずになんとなくしている、何か他のことをしながら磨いているという人も多く、特に問題視していないことがあります。

ブラッシング指導を受けると、自分では全く気付いていなかった磨き癖を発見することができ、必要以上に力強く磨いていたり、左側はしっかり磨けているのに対し右側はあまり磨けていなかったりなど、改めて自分が普段どのような磨き方をしていたかを知るきっかけになります。

歯ブラシの当て方だけでなく、歯ブラシの大きさや硬さ、歯間ブラシの大きさなども自分に合っているかどうかを再確認することができます。間違ったものを使っていると、本来の効果を最大限発揮せず、今は何も問題がなくても、長期的に見ると歯や歯ぐきに悪影響をもたらすこともあります。

歯磨きのコツが分かる

お口の状態や歯並びは人それぞれですが、虫歯や歯周病になりやすい部位や汚れが溜まりやすい部位など、歯磨きをする上でおさえるべきポイントがあります。
特に歯並びが前後している箇所や歯が重なり合う部分があると、歯ブラシを当てるのが難しいことがあります。
これらをよく理解し、個人に合った磨き方のコツをつかむことで歯磨きの効果をより感じることができるはずです。

ブラッシング指導は一度受けて終わりとは限りません。
特に大人の場合、頭では分かっていても長年の磨き癖や好みなどを急に変えることは決して容易ではありません。
毎回意識して磨くことができると理想的ですが、忙しい中で簡単に歯磨きを済ませてしまうこともあるかと思います。

また、初めは意識して磨けていても、だんだんと元々の癖や自分が磨きやすいやり方に変わっていってしまうこともあります。定期検診に通う度に前回からの変化をチェックしてもらい、少しずつ改善していくことが大切です。

少しずつ改善しているかどうか自分では分からなくても、プロの目には分かります。
その都度、良くなった点やさらに改善できる点を診てもらうと、モチベーションアップにも繋がります。

当院の歯のクリーニングについて

正しい歯磨きのコツ

正しい歯磨きの仕方

一般的な正しい歯磨き方法は、歯ブラシの毛先を歯にしっかり当て、大きく動かさずに小刻みに動かしながら磨きます。汚れが溜まりやすい歯と歯ぐきの境い目には歯ブラシの毛先を45度の角度で当てることで、磨き残しを防ぎます。
この時に、力強く磨く必要はなく、優しくこするように磨くことが大切です。必要以上に力を入れないためにも、歯ブラシはグーの手で握るのではなく、鉛筆持ちで持つと良いでしょう。

正しく磨こうと意識するとどうしても力を入れてゴシゴシ磨いてしまう人が多いようです。
過度な力をかけ続けてしまうと歯がすり減ってしまったり、歯ぐきが退縮してしまったり、冷たいものがしみる知覚過敏を引き起こす可能性があります。

一度ダメージを受けた歯や歯ぐきを元どおりにするのは困難なため、日頃から優しく磨くことで歯を守るようにしましょう。

汚れが溜まりやすい3つの部位

汚れがたまりやすい部位は大きく3つあります。
歯と歯の間、奥歯のかみ合わせの溝、歯と歯ぐきの境目です。どれも歯ブラシが届きにくい場所です。

歯と歯の間には歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使いましょう。狭いスペースの汚れを除去するには、歯ブラシだけでは限界があります。歯と歯の間のスペースは、歯並びや隣り合う歯によって幅が異なります。
そのスペースに合ったサイズの歯間ブラシを選ぶことでより効果的にきれいにすることができます。

奥歯のかみ合わせの溝はゴツゴツした見た目からも分かるように凸凹しているため、歯ブラシの毛先が当たりにくいです。歯ブラシを当てる角度を工夫する必要があります。
また、歯ブラシを左右に動かして磨くと表側は磨けていても、裏側やかみ合わせの面まで磨けていないということも多いです。忘れずにすべての面を磨くようにしましょう。

歯と歯ぐきの境目は、歯ブラシの毛先を45度の角度にし、歯と歯ぐきの両方を磨くように当てると良いでしょう。
この境目にある歯周ポケットと呼ばれる小さな溝に汚れが溜まりやすく、ポケット内に汚れが溜まると歯周病の進行が懸念されます。
歯周病はほとんど痛みを感じずに静かに進行し、歯を支える周りの骨を溶かしていく非常に怖い病気です。
毎日のブラッシングでなるべくこの歯周ポケットに汚れを溜めないよう努め、歯科医院での定期的なクリーニングも合わせることできれいな状態を保つことが大切です。

特にこの3つの部位を意識しながら磨くことで、磨き残しをぐっと減らすことができます。
歯ブラシを当てる角度を工夫し、フロスや歯間ブラシを併せて使うことでより効果的に磨くことができます。
また、この3つをきれいに保つことで虫歯や歯周病の予防にも繋がり、お口全体の健康にも役立ちます。

特に気に留めず、なんとなくのやり方で磨くよりも少し意識して歯磨きのコツをつかむことで、お口の中のトラブルを減らし、快適な生活を送ることができます。

歯ブラシの大きさや硬さ

一般的に歯ブラシは柔らかいものが好ましいです。
必要以上に力を入れてゴシゴシ磨いてしまうと歯や歯ぐきにダメージを与えてしまうため、優しく磨くことがポイントです。手に力が入りにくい人には硬めの歯ブラシを勧めることもありますが、ブラッシング指導のもと使用するように気をつけましょう。

歯ブラシの大きさは、それぞれのお口の大きさに合ったものを選ぶと良いでしょう。
比較的小さいものを選ぶと小回りがきくため、磨きにくい部分にも届きやすく隅々まできれいに磨くことができます。
また、歯ブラシの交換時期はだいたい1ヵ月に1回です。それよりも早く毛先が広がってしまう場合には、力の入れすぎが原因かもしれません。優しくこするように磨くよう意識してみましょう。

毛先が広がった歯ブラシは本来のブラッシング機能が低下し、正しく磨けなくなるため、新しいものに取り替えましょう。1ヵ月以上経っても毛先がきれいな場合でも、雑菌の繁殖を防ぐために取り替えるようにしましょう。

効果的に使いたい歯磨き粉

歯磨き粉をつけて歯磨きをする人が多いかと思いますが、適正量をつけて使えているでしょうか。

大人の歯ブラシにはだいたい1.5〜2cmほどの歯磨き粉をつけるのが理想です。歯磨き粉には研磨剤が含まれていることがありますが、多くつけすぎてしまうと歯が摩耗してしまうため適量を守ることはとても大切です。

他にも発泡作用がある歯磨き粉も多く、すぐにお口の中が泡でいっぱいになってしまうとしっかり磨けていない状態でも磨けているように錯覚してしまうことがあります。フッ素配合の歯磨き粉は虫歯予防にもなるため、なるべく使用すると良いですが、それ以上に大切なことは、歯ブラシでしっかりと磨くことです。適正量を守って正しく磨けると理想的です。

また、歯磨きが終わった後にしっかりとうがいをするとせっかくのフッ素成分がすべて流れてしまいます。
すすぎ過ぎないように1回軽く吐き出す程度がちょうど良いでしょう。歯磨きをした後にお口の中に残っている感覚を好まない場合には、一度しっかりとすすいでから再度歯ブラシで歯磨き粉を塗るようにしてあげると歯の表面にフッ素が定着し、フッ素の効果を得ることができます。

歯磨き粉選びのポイントとは!?

大人のブラッシング指導

大人になってから改めて何かを見直すことは、決して簡単なことではありません。
しかし歯磨きは毎日欠かせない習慣であり、自分の健康に深く関わってくるものです。
間違ったやり方を続けてしまうとお口の中だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼすことも考えられるため、自分に合った適切なブラッシング方法を身につけることがとても重要です。

自分では気付きにくい磨き癖を知るには、歯科医院で改善点があるかどうか、ある場合にはどうしたら良いか相談してみましょう。日々のブラッシングを意識してより効果的なものにしていくと同時に、歯科医院で定期的に検診とクリーニングを受け、歯石や磨き残しをしっかり除去しましょう。

セルフケアとプロフェッショナルのどちらが欠けてもお口の健康を守ることは難しく、両方とも継続することが重要です。

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