虫歯があると他の歯に虫歯がうつるの？

虫歯ができるリスクが高い

お口の中に虫歯があると他の歯にも虫歯ができるリスクが高いです。

口腔内には少なくとも1000億以上の細菌がいます。その中には虫歯菌がいて、糖を栄養にして歯を溶かそうとしています。

一方で歯はその虫歯から歯を守るために、主にフッ素を取り込んで歯を再石灰化（溶けようとする歯を修復）しています。口腔内では常にこの虫歯菌と歯の修復との戦いがおこなわれています！

虫歯がある＝
歯の修復力より虫歯菌が強い良くない状態

虫歯が直接他の歯にうつるということはありませんが、虫歯菌が酸を作り出すため、隣り合っている歯が虫歯になりやすくなります。口腔内を1つの単位として見ると、虫歯があるということは歯の修復力よりも虫歯菌が優位な状態であるということです。

したがって口腔内に虫歯がある場合、他の歯にも虫歯ができてしまう可能性が高い虫歯高リスク状態ということになります。

虫歯を増やさないようにするには、口腔内環境の改善が必要になります！

虫歯を取って詰めるだけでは“虫歯高リスク状態“は変わりません。

虫歯になった原因を見つけて口腔内環境の改善をし、虫歯予防しましょう！

虫歯は口腔内環境が虫歯菌優位の“結果“としてできたものなので、虫歯の治療と合わせて虫歯ができてしまった原因を見つけて口腔内の環境改善をすることが大切です。

1. 虫歯菌の数や虫歯菌の栄養源となる糖を減らす『プラークコントロール』

2. 歯の修復力を強化する『フッ素』を取り込む

3. 上2つの両方からアプローチする

口腔内環境の改善＋虫歯治療で虫歯になりにくい歯を目指しましょう！

虫歯ができやすい口腔内環境の原因はプラークだけではありません。隙間があるつめ物やかぶせ物（不良補綴物）、歯ぎしりなどの力や生活習慣が原因で虫歯になることも多くあります。

虫歯ができてしまったらショックだと思いますが、逆に言えば虫歯の原因を調べて虫歯になりにくい口腔内環境に改善するチャンスでもあります！

当院では長期的に歯の健康を維持する予防歯科に力を入れていますので、興味のある方はご連絡ください。

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西永福駅前歯科・矯正歯科では虫歯治療から美しい歯を実現する審美歯科(歯のセラミック)やホワイトニング、歯を失ってしまった方へのインプラントや入れ歯まで総合診療を提供いたしております。

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