歯を抜かずに残す方法

歯を抜かずに残す方法について

虫歯を全て取りきった状態で、どのくらい歯が残っているかが歯を残せるか残せないかの基準になります。歯を残すには、歯茎の上に最低2mm以上歯が残っていることが望ましいです。
歯茎の上に歯が残っていないと差し歯や被せものが外れやすかったり、歯が割れやすくなるため、将来的に抜歯になる可能性が高くなります。

歯茎の上に歯が残っていない場合、歯を抜かずに残す方法には以下の2つの選択肢があります。
＊歯の状態によっては残せない場合があります。

歯茎のラインを下げる処置をすることで、歯茎の上に歯がある状態を作ります。外科処置ですが処置中および処置後はほとんど痛みはありません。

処置時間は30~60分です。この処置をすることで、力への抵抗性が向上するため差し歯がとれたり、歯が割れるリスクはかなり少なくなります。

＊歯の状態によっては適応外の場合があります。
＊被せものの料金は別途かかります。

歯を歯茎の上に出す処置はしません。差し歯が外れないように根の深くまで土台を入れてから被せものをします。土台を深くまで入れる為、歯を削る量が増えます。また、外科処置をおこなわないので将来的に差し歯が外れたり、割れたりする可能性があります。

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